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コネクタについて

1- コネクタとは 7- コイルスプリングコンタクト
2- コネクタの接続原理 8- コイルスプリングコンタクトのラジアルとアキシャルについて
3- すり割り 9- コイルスプリングコンタクトの寸法
4- 電気接点 10- コイルスプリングコンタクトの材質
5- コンタクトバンド 11- コネクタの導体とケーブ等の接続
6- コンタクトバンドの種類と特徴 12- ロックの方法について

コネクタとは

電気回路を容易に繋げたり切り離したりするための部品です。導体の接続にはボルト&ナットによるねじ止めなどの方法もありますが、作業性をよくしたい場合にはコネクタを使用します。

コネクタの接続原理

金属の導体と導体が触れているだけでも導通はしますが、その場合接続部分の接触抵抗が大きくなり、熱によるロスが大きくなったり信号の信頼性が低くなったりしてしまいます。

導体と導体の間には一定の接触圧力(押さえつける力)が必要になります。接触圧力を発生されるためには様々な方法があります。


すり割り

導体のソケット側、あるいはプラグ側にスリットを入れる方法です。
安価で大量生産に向いています。
反面繰り返しの寿命は短く、接触面積も少なくなる傾向にあります。
クリアランス、挿入力などに制限を受けやすい構造です。

電気接点

ソケットとプラグの間に電気接点と呼ばれるばね材でできた部品を取り付ける方法です。電気接点はコネクタの性能を決める、コネクタの要となる部品です。電気接点の種類により、低接触抵抗のコネクタ、長寿命のコネクタ、プラグとソケットのクリアランスを大きく取れるコネクタ、挿抜力の軽いコネクタ、高温で使用できるコネクタなど、高性能なコネクタの提案が可能となります。

コンタクトバンド

グローブ・テックが標準的に使用する電気接点です。主にベリリウム銅合金でできており、優れたばね性のおかげで電気的にも機械的にも信頼性の高いコネクタを実現いたします。様々な種類のコンタクトバンドがあり、それぞれに特徴があります。


コンタクトバンドの種類と特徴

シリーズ 接点形状 装着幅 高さ 装着状況 特徴
GCB1a 接点形状/GCB1a 18.5 1.2 装着状況/GCB1a φ8以上のソケットに装着可能
銀メッキが標準
GCB1b 接点形状/GCB1b 18.5 1.2 装着状況/GCB1b
GCB2 接点形状/GCB2 14.5 0.8 装着状況/GCB2 短時間耐電流に特に強い
GCB3 接点形状/GCB3 12.5 0.8 装着状況/GCB3.4.5.6 通常φ1からφ6 のソケットに
装着
金メッキが標準
GCB4 接点形状/GCB4 8.5 0.6
GCB5 接点形状/GCB5 5.5 0.5
GCB6 接点形状/GCB6 3.0 0.35
GCB8 接点形状/GCB5 10 1.6 装着状況/GCB8 特に大電流に最適。
φ8以上のソケットに装着可能
GCB12 接点形状/GCB12 13.1 1.7 装着状況/GCB12 φ6以上のソケットに装着可能


コイルスプリングコンタクト

様々なワイヤー材を斜め巻きにてコイリングし、ドーナッツ状に溶接したユニークな電気接点です。
コンタクトバンドには無いような様々な特色を持っています。ワイヤー材の材質は複数あり、コネクタに耐熱性を持たせたりより高い通電能力を持たせることも可能です。
他にも挿抜力をコントロールしたり、既存のコネクタでは実現できなかったようなクリアランスをとることもできます。


コイルスプリングコンタクトのラジアルとアキシャルについて

シリーズ 接点形状 装着幅 高さ 装着状況 特徴
ラジアル ラジアル バルシー(BalSeal) 0.56

13.23
の範囲
0.38

11.43
の範囲
ラジアル バルシー(BalSeal)図 短いプラグのコネクタの製作が可能。
接点の材質を変えることで、高温耐熱コネクタなどに応用が可能です。
アキシャル アキシャル バルシール(BalSeal) アキシャル バルシール(BalSeal)図 バットコンタクト(突き当て接触)用バスバーとバスバーの間に装着し、通電性能を向上できます。

コイルスプリングコンタクトの寸法

シリーズ コイル幅
ワイヤー径
コイル高
102MB 0.41 0.05 0.38
101MB 0.69 0.09 0.64
100MB 1.42 0.18 1.3
104MB 2.29 0.28 2.11
105MB 3.12 0.36 2.87
106MBA 4.41 0.51 4.11
107MBA 5.97 0.66 5.46
108MB 8.99 0.79 8.26
109MB 12.25 1.04 11.43
1010 - X37563 17.38 1.829 15.24


コイルスプリングコンタクトの材質

コイル線材材質 使用温度範囲
(℃)
導電率%
(IACS)
選択の目安
ベリリウム銅 alloy 25 -273 ~ +180 14 ~ 180℃
SUS302 -273 ~ +370 2.3 一般
SUS316 -273 ~ +340 2.3 耐腐食
SUS316L -273 ~ +340 2.3 耐腐食
インコネル X-750 -57 ~ +680 1.4 高温
ハステロイ C-276 -57 ~ +480 1.4 高温・耐腐食
チタン グレード2 -273 ~ +315 1 高温・耐腐食

電気接点の耐熱温度を含めた仕様材質の耐熱温度により、コネクタの耐熱温度は決定されます。


コネクタの導体とケーブル等の接続

コネクタの導体とケーブル等との接続には様々な種類があります。
標準品コネクタではねじ止め、圧着、4インデント圧着、はんだ付けなどの商品があります。
特注品コネクタではさらに幅広く、フラット端子でのねじ止め、六角圧縮、L字型の接続等、様々な接続方法のニーズにお応えします。


導体とケーブルの接続方法


その他加工できるような形状であれば柔軟に対応いたします。


ロックの方法について

ラッチロック

コイルスプリングを使用したロック方法です。
工具が必要なく、スピーディーな着脱が可能です。


  勘合後

ネジ止め

安価で少量生産に向いています。


  勘合後

カップリングナット

扱いやすく、一般的な勘合方法です。


  勘合後

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